ごあいさつ


　 戦後のベビーブーム世代が後期高齢者に突入する
2025年問題を間近に控え、高齢化社会の在り方が真
剣に問われる昨今でございます。高度経済成長期を卒
業して、成長速度も緩やかな形で、安定・充足化すべ
き社会が求められています。高齢者が若い世代ととも
に、明るくそして微笑に満ちて生きられる地域社会・
家族の実現が求められています。また、目覚ましく発
展している情報通信技術が、都市と地方の境界を、
さらには、国境をも超えて、人間社会を強く結びつける
絆となりつつあります。どこに住んでいても、例え、一人
暮らしであろうと、安心・平穏な生活ができるような社会
が求められています。私どもは、輝ける明日を見つめつ
つ、限りない自己変革を通して、高齢化社会のニーズに
答えながら、より良い高齢化社会、魅力ある高齢化社会、
そして、互譲の精神に満ちた社会、優しき心が通底する
社会の実現を目指していく所存でございます。

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